こんにちは、のまこです。
結婚3年目で夫と2人暮らし、現在は2人とも在宅でお仕事をしています。
- 最近、パートナーと楽しい時間が過ごせていない。
- 忙しい日々に追われて、2人にとって大事な話もできていない
- 話せてはいるんだけど、なんとなく距離を感じてしまう
そんなモヤモヤした気持ちを抱えていませんか?
私たちも同棲している時から、一緒にいるけど目の前の忙しさに追われて会話ができていないということがよくありました。
残業や飲み会が続いて、顔をあわせる時間がないこともあったなぁ
これではいけないと始めた家族会議「月1定例会」が、私たちのコミュニケーション不足を解消してくれたのでオススメしたいと思います。
これなしでは夫婦生活が成り立たないレベルで役に立つので、どんな夫婦も試してみる価値はあると思います!
夫婦円満に会話は不可欠。一緒にいてもコミュニケーションは不足する
私たち夫婦は共働きで、お互い忙しい時期は生活リズムもずれがち。
在宅ワークのおかげで一緒にいることはいますが、ゆっくり2人で話ができていないな、、と寂しく感じることもあります。
夫婦の会話時間が足りないと思っている人は多い
夫婦の会話に関するあるアンケートでは、1日の会話が1時間未満の人たちは約40%と半数近く
いっぽう理想の会話時間は、1時間以上が約80%と理想と現実にギャップが出たそうです。
みんなパートナーともっと会話したいと思ってるんだね
さらに会話時間が長い夫婦ほど、関係に満足している割合も高いという結果に。
もう会話量=夫婦関係の満足度なのかも。
参考:NHK クローズアップ現代 https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/126/
先日、夏目三久アナが結婚すると発表した際に、同時に引退すると決めたのは、「夫婦のすれ違いを防ぐため」だったということで少し話題になっていました。
確かに毎日会話ができる夫婦は仲がいいと思います。
接する回数が多い人に好意を抱きやすいという法則もありますし、会話の量は大事。
でも、、、忙しいじゃないですか。しかもみなさん、疲れてますよね?
その会話が楽しめないことってないですか?
私もどうしても自分に余裕がないときは、ちょっとした愚痴を聞いてあげられなかったり、会話が盛り上がらない。
とりあえず必要な報告・連絡・相談の事務的な会話ばかりになることもよくあります。
相手に八つ当たりしちゃう時もある・・・
コミュニケーションは量×質
コミュニケーションの不足で一番怖いのは、お互いの変化や認識のズレに気づけず、気がついたら距離が遠くなって愛情を感じられなくなるということです。
そのコミュニケーションは日常会話だけじゃなくて、もっと感情的な部分の交流だったりお互いのことや将来のことを話したりする会話のはずです。
先ほどのアンケートでも普段会話している内容と、もっと話したいと思っている内容に差が出ていました。
アンケートで実際にしている現実の会話の内容と話したい理想とする会話の内容について聞いたのですが、そこで一番ギャップが大きかったのが将来のことということだったんです。
参考:NHKクローズアップ現代 https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/126/
将来のことやお互いのこととかもっと話したいと思ってるんですよね。
だから会話の時間も内容も大切なんです。
なんだかモヤモヤするなと思ったら、それは量か質が足りてなくて、会話をメンテナンスしろっていうサインではないでしょうか。
とはいえ、「なるべくゆっくり話す時間作ろうね!」っていう心がけではなかなか変わらないのが習慣です。
毎日そんなしっぽりと話せないのも現実。
そこで質をあげて量はまとめて、しっかり話し合う時間を定期的に設けようというのが「月1定例会」です。
- お互い一緒の方向を向ける
- 問題も一緒に解決できる姿勢が持てる
- 不満も定例会なら冷静に伝えられる
- 相手が聞いてくれると言う安心感で愛情が増す
などなどたくさんいいことがあるのですが、ありすぎるので細かいことは議題内容と一緒に紹介します!
月に一度の話し合い|定例会の開催方法
定例会のイメージはちょっと前に流行ったドラマ、逃げ恥の平匡さんとみくりの家族会議。
お互い対等に、前向きな提案や相談をする会です。
時間
私たちは毎月第一土曜日を定例会の日と決めています。
話題によっては足りなくなってしまうので、半日くらいのイメージで時間を確保しています。
軽い内容だったら毎週でもいいかもしれません。
それ以上開くと、状況も考え方の変化が大きく、お互いが歩み寄れるタイミングを逃してしまいます。
場所
カフェなどゆっくり話せる場所がおすすめ。
お店の方が前向きに落ち着いて話しやすいと思います。
私たちも今は自宅で行なっていますが、始めはカフェで行なっていました。
用意するもの
議事録用のツール
記録を残しておければ手書きのノートでもアプリでもなんでもOK
議事録を残すことはとても大切です。
- お互いの言ったことを忘れたりうやむやになったりせずに済む
- タスクやスケジュールも確認できる
- 自分たちが乗り越えてきた色々を振り返れるので自己肯定感が高まる!
私たちはチャットツールのSlackとスプレッドシートを使っています。
人に話すと、仕事?って笑われますが、後から見やすいしアプリ同士を繋げやすいので便利なんです。
オンラインのアプリだとスマホからも見返しやすいし、出先でも使いやすいのでオススメです。
話し合う内容
定例会っていっても具体的にどんなことを話しているのかイメージしにくいですよね。
例として、我が家で話している主な内容を紹介します。
毎回全てをやるわけではないですが、やはり2時間はかかることが多いです。
はじめは自分たちが話しやすい議題から始めるといいと思います。
議題1(先月の振り返り)とか議題5(お互いのことを聞く時間)がおすすめ。
私たちも会を重ねるごとに内容が濃くなっていきました。
それぞれの詳しい内容とメリットを説明します。
議題1:先月の振り返り
最近自分の身に起こったことやできたこと、課題を感じたことなど自由に振り返ります。
例えばこんな感じ
【10月の出来事】
- (夫)仕事が繁忙期に突入。忙しい
- (妻)漫画を整理。メルカリで売れた!
- 〇〇のレストランが美味しかった。また行きたい。
- 二人とも運動不足が気になる
などなど些細なことでもなんでもOKです。
- 相互理解ができ、感謝したりねぎらったり思いやりを持ったコミュニケーションが取れる
- 状況を客観的に見れるので、今後の課題を整理できる
会を重ねて見返すと、意外と色々なことがあったのに忘れているので、思い出を残す方法としても気に入っています。
議題2:家計について
私たちが結婚して一番変わったことが、同一家計にしたことでした。
家計を最適化したかったのですが、お互いお金の管理は苦手だったので、2人で一緒に振り返っています。
- 収入、支出の確認
- 旅行や引っ越し、帰省などのイベントに伴う出費の確認
- 貯蓄と資産について確認、今後の相談
ちなみに家計はマネーフォワードというアプリで2人ともオープンに見れる状態になっています。
家計も資産もポイントまで全部簡単に管理できておすすめです!
- 納得してお金を使うことができる
- 状況を把握できるとお金の不安が減る
議題3:タスクの洗い出し
議題1で課題点として出た内容、イベントごとや手続きの役割分担や進捗確認を行います。
- 家事や健康など生活のいろいろ
- 帰省、旅行の計画
- 引っ越しや契約ごとの手配
- 買い物の相談
分担していることも、共有することで一緒に考える習慣が付きます。
- 役割分担やスケジュールを立てられて、物事がスムーズに進む
- どちらかだけが頑張るなどの不公平な状況が起きにくい
我が家は自分の仕事がいっぱいいっぱいだったりすると、「緊急事態宣言」を発令して家事やタスクのバランスを調整するようにしています。
議題4:将来について
何かを決める議題ではなく、お互いの考えや価値観の理解とすり合わせのための話し合いです。
例えば、
- 子供は欲しいか
- 将来仕事はどうしていきたいか
- どこでどんな暮らしがしたいか
- どんな夫婦でいたいか
ここがずれてくると、いわゆる価値観の違い、性格の不一致になるので一番大事な議題。
この会話のための定例会といっても過言ではありません。
人は変化するものなので以前話した内容も定期的に振り返ったりします。
- 理想ベースでOK!
- お互いにズレがあっても、尊重しあってお互い納得できる答えを探してみる。
付き合う前はこんな話いっぱいしたなぁ
必要であれば、特別定例会を招集してがっつり1日近く話すこともあります。
議題5:お互いのことを聞くという時間
ルーティン化してくると機械的な話し合いになってしまうので、感情的な部分について話します。
とは言っても、これも雑談ベースで
- 最近元気ないように見えるけど、心配なこととかある?
- 何か不満に思っていることはある?
- 最近こんなことでストレスを感じててつらい(聞いてほしい)
- ここがちょっと気になるから直してもらえると嬉しい
ここはマイナスな話になりやすいので、言い方と聞き方が大切。
相手を責めたり、話を遮ったりしないように気をつけています。
穏やかに話せると、些細なことも相手に受け止めてもらえるという安心感が生まれます。
話し合うときのポイント3つ
話し合うときは、お互いにモヤモヤが残らないように気をつけています。
自分の意見を正直に伝える
2人のことを話しているので、意見を隠したり嘘をついてしまっては意味がなくなってしまいます。
なんとなく嫌だとかでも全然大丈夫です。
会話を重ねると見えてくることもあるので、正直に伝えることが大切です。
私も昔はモヤモヤしたことをうまく言葉にできず夫を困らせましたが、でも言わないと伝わらないですよね。
時間がかかっても拙くても正直に伝えるよう努力しました。
今では説明がうまくなったと言われます。
相手の話を遮らない、否定しない
これは普段の会話でもそうですが、話を遮ったり否定すると相手は本音を出せなくなってしまいます。
とりあえず最後まで一旦聞くこと、間違っていると思っても否定しないで受け止める努力が必要です。
私も自戒せねば・・・・
時間はかかるもの
冒頭の会話時間が多いほど仲がいいというデータがあるとお伝えしましたが、1時間で!と区切ってしまうと本当にただの会議になってしまいます。
効率的に何かを決めるのが目的ではありません。
お互いの理解をすること、歩み寄ることが目的なので、納得いくまでお互い向き合うことが大切。
普段の会話が少なくなってしまっても、ここで話せると思うから安心して過ごせるようになります。
まとめ:定期的な話し合いが良い夫婦関係を作ってくれる
大事な話が全部できるので、定例会が終わると安心感と相手への愛情を感じることができます。
大事な話や緊急の場合は臨時集会を開くことも。
- お互い対等な立場で家庭の経営について話す
- パートナーに向き合う時間を定期的に作って価値観のすり合わせをする
- 議事録を残して振り返りをする
家族会議は政府もオススメしていて、会議のフォーマットもありました。
参考:内閣府男女共同参画局 https://www.gender.go.jp/public/sakusenkaigi/index.html
やりやすそうと思えるものを使って試してみると良いかも。
私たちは終わった後はお互いに距離が近づいて、これがなかったら家庭が回ってないよねとよく話しています。
パートナーと今よりもっと良い関係を作りたい方はぜひ試してみてください。
夫婦関係を良くするには努力が必要です。一緒に頑張りましょう!
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